今回は、
田坂広志氏の
使える
弁証法をレポートします。
【書籍名】
使える
弁証法発行:東洋経済新聞社 著者:
田坂広志
【感想】
この本は、以前平秀信氏が
推薦本として紹介してあったので
気になり、今回読んでみました。
そもそも、「
弁証法(べんしょうほう)」とは何かと言うと
哲学の用語で、現代において普通にいわれるときには、
ほとんどが
ヘーゲルやマルクスの
弁証法を意味し、
世界や事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法、法則とされる
(
ヘーゲルなどにおいては、
弁証法は現実の内容そのものの発展のありかたである)。
※Wikipediaより引用
ということです。
イマイチ意味が分かりませんが、
本書では、
ヘーゲルの弁証法を元に
5つの法則を紹介しています。
そのうちの代表的な法則として
「ものごとは、螺旋(らせん)的に発展する」
ということが説かれています。
つまり、
物事の進歩や発展は、
既存の価値に、
新たな価値を付け加えた形で進化する
ということのようです。
具体例としては、
オークション(市場での物品売買⇒ネット上での売買)
ギャザリング(生協を通じた共同購入⇒ネット上での共同購入)
自律学習(寺子屋⇒Eラーニング)
手紙(手書きの文(ふみ)⇒Eメール)
というのが書かれています。
つまり
社会や市場や企業が進化するとき
「便利になった懐かしいものが、復活してくる」
という現象が起こることを述べています。
このことをベースに、物事を発想すると
あらたなアイデアが創出できるようです。
これ以外にも残り4つの法則が書かれています。
あなたも、これら計5つの法則を駆使し
アタマの体操を兼ねて、アイデアを考えてみては
いかがでしょうか?
もしかしたら、
新たなビジネスを生み出せるかもしれません!?
【気になったフレーズ】