今回は、
朗読家
松丸春生さんの
朗読 声の贈りもの
~ 日本語をもっと楽しむために
を紹介します。
【書籍名】
朗読 声の贈りもの 日本語をもっと楽しむために
著者:
松丸春生 発行:平凡社新書
【感想】
現在、
パブリックスピーキングをする際の
表現力をつけるために、
蔭山洋介先生のご指導の下
”
朗読法”
を学んでいます。
そこで
朗読法の知識を深めるべく、
本書を選んだ次第です。
本書では、
・
朗読を深く理解する
・朗読の仕方
が分かりやすく書かれています。
私は1歳の子供を持つ父親ですので
頻繁に絵本の読み聞かせをしています。
その際に役立ちそうな知識が
たくさん書かれています。
もし私と同じように絵本を読む機会が
ある方でしたら、ぜひご一読ください。
きっと参考になると思いますよ♩
【目次】
プロローグ ~ 透きとおった、まろやかなもの
第一部 朗読をより深く理解するために
1.子どもがたどる生命の四十億年
2.地上に声が響くまで
3.声がことばになるまで
4.声のことばが詩になるまで
5.声のことばが文字のことばになったのち
第二部 さまざまな作品を朗読する
1.童話を朗読する
◇新美南吉 「でんでんむしのかなしみ」
2.詩を朗読する
◇与謝蕪村 「北寿老仙をいたむ」
◇井上靖 「友」
◇三好達治 「甃のうへ」
3.小説を朗読する
◇太宰治 「走れメロス」
4.声の世界あれこれ
1)落語―古今亭志ん生「黄金餅」より
2)劇のせりふ―シェイクスピア「ハムレット」より
3)映画のせりふ―映画「男はつらいよ」シリーズより
4)吹き替えのせりふ―映画「タイタニック」より
5)マンガのせりふ―いしいひさいち「ののちゃん」より
6)鑑賞のための朗読―俳句
7)心にふれるための朗読―ゴッホの手紙
5.物語を朗読する
◇サン・テグジュペリ「小さな王子」(朗読のための新訳)
第三部 日本語をもっと楽しむために
1.声のことばに自覚的な書き手
2.これからの「朗読法」
3.子どもたちの「生きる力」のために
4.文字の奥の<声>を聞く
◇宮沢賢治 「雨ニモマケズ」
5.心の中に朗読を
◇斎藤隆介 「死神どんぶら」
エピローグ ~ 声の贈りもの
【気になったフレーズ】