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今回は、漢文の素読(そどく)について書かれた

 素読のすすめ

という本を紹介します。

【書籍名】
素読のすすめ
著者:安達忠夫 発行:講談社現代新書


【目次】
1)素読を支えるもの
2)外国語早期教育と漢文素読
3)素読の歴史とさまざまな例
4)ヨーロッパでの経験
5)ユダヤ教での聖書朗詠
6)素読を始めるにあたって
付録)素読テキストの実際例


【気になったフレーズ】
 

素読とは?
 →意味を考えず、文字だけを追って、声を出して読むこと

■表紙より抜粋
 福沢諭吉、森鴎外、夏目漱石をはじめ
 明治の偉人たちは、漢文の素読を土台に
 早くから外国語を身につけた。

 ルソーは恋愛小説を
 シュリーマンは「トロヤ戦役」を
 父親から読み聞かされた。

 頭で理解せず、音の響きとリズム
 そのものを楽しむ音読こそが
 外国語のマスターと諸学の基礎であることを
 実践教育の中から指し示す。

■「音読み」「訓読み」を交互にして素読する。

■音読みはお経のように上から下へ順に読んでいくので
 リズム(音の響き)がよい

■湯川秀樹博士は、5~6歳の頃から
 毎晩祖父と共に四書五経を素読していた。

 四書: 論語、大学、中庸、孟子
 五経: 易経、書経、詩経、礼記、春秋

■湯川秀樹博士の回想
素読のお陰で漢字に慣れたので、
 文字に対する抵抗がなくなった。
 なので大人になって読書が容易になった」 

■貝塚茂樹博士の回想
 「1日10~20分意味も分からず読んでいた」
 「少しづつ3回繰り返す。
  次の日は前日分を1回さっと繰り返すのみ」
 「無理に暗誦させず、繰り返し読ませる」

素読を支えるもの
 反復と持続。定期的に長く続ける。

■素読というと非常に取っ付きにくいかもしれないが
 「絵本の読み聞かせ」は、実は素読の方法と同じ。

■ある1文だけを暗誦しようとせず
 まず全体の文章を把握してから
 その1文を理解しようとすると記憶が定着しやすい
 (群化の法則)

■ケントギルバートの日本語の教え方
 語順の訓練から始め、日本語の語順で考えられるようにする
  [例] 
   1)Jones Ball Hit と覚える
   2)1を繰り返し、英語でこの語順に慣れたら
     順々に日本語に置き換える
     ジョーンズ ボール ヒット
      → ジョーンズがボールを打った
      → 太郎がボールを打った

■「かるた」を通じて素読をする

■シュリーマンの語学習得法
 0)毎日1時間できるだけ音読する
 1)語学に対する興味だけでなく強い動機がいる
 2)文法よりも実地練習が中心
 3)内容をよく知っている本をテキストに選ぶ
 4)翻訳しないでその言語の音と意味の中に浸る
 5)音読の徹底重視
 6)大声、身振りなど、全身、全感覚を用いる
 7)実際の場を想定してかかる
 8)暇を盗んで暗記し続ける
 9)自分の関心あるテーマについて積極的に作文を書く
 10)一定期間に、集中、持続、反復する

■とにかく声を出して本を読む(朗読する)。
 そして繰り返す。
 意味への執着をなくす。
 
■素読テキスト一覧
 漢文:  論語、漢詩、千字文
 日本古典:いろは歌、平家物語、正法眼蔵、方丈記
      歎異抄、奥の細道、雨ニモ負ケズ
 聖書:  詩篇、ヨハネ伝福音書
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